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[No.042]
「 髭 」さん
ベルンのはずれ、丘陵が続く場所にこのパウルクレー美術館がある。街から外れているので交通の便が良いとは言えない! この美術館はパールクレーの為の美術館である。 沢山のパールクレーの作品が展示してある。 写真の様に、ファサードはうねうねと山なりに3つの丘のうねりを表現している。(クレーの人生) パールクレーは色彩の魔術師とも云われている。キャンバスのみならず、感じるままに近くのもの何でもに描いたと云われる。そんな作品は光に弱い!! パールクレーの作品を守るためにピアノは工夫し、光をあまり入れない構造になっている。傾斜地の丘を上手く利用し、光をコントロールしているのだ。 パールクレーの人生を3つに切り分け、ファサードの3つの棟で表現したコンセプトは素晴らしい!!。 パールクレーはスイスの画家でバウハウスで教鞭を執ったこともある。 幼少の頃は家族の影響もあり音楽の才能を発揮する。バイオリンが得意でプロ並みだったと云う! その後18歳くらいに、ミュンヘンで絵画の勉強をする。やがて結婚をし子供を授かるが、売れない画家であった。その生活は妻のピアノ教師の収入に支えられていたという。 クレーの作風の転機は友人と出かけたチュニジアへの旅行にあるといわれる。この旅行に感銘を受けたクレーは鮮やかな色彩に目覚め、作風は一変した。 「色彩は、私を永遠に捉えたのだ」という言葉が、チュニジアでの体験を端的に表す一節として日記に残されている。(現地パンフ参照)色彩の魔術師の誕生である。
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